埋没法

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埋没法の意外な落とし穴

埋没法は、メスを使わずに、手軽に二重にすることのできる手術として人気を呼び、現在様々なクリニックで行うことができます。

 

ですが、意外な落とし穴があることも忘れてはいけません。

 

特に、「10分で二重に」などと宣伝されている埋没法の多くは、瞼板法なのですが、この瞼板法には大きな落とし穴があります。

 

まず1つめの落とし穴は、瞼板法によって眼球を傷つけてしまう可能性があるということです。

 

簡単に説明すると、まぶたの裏側に糸が露出してしまうので、目の角膜を傷つけてしまい、手術直後から目がゴロゴロするような感覚があったり、目やにが多くなるなどの角膜刺激症状が現れることがあります。

 

ひどい場合には、角膜潰瘍を起こすこともあるほどなのです。

 

また、長期間経ってから、糸が切れてしまい、糸の切れはしが角膜を傷つけ、緊急手術で糸を取り除くことも少なくありません。

 

このほかにも、元に戻ってしまう可能性があることや、糸の結び目が目立ってしまうことなども、意外な落とし穴です。

 

特に、まぶたがかなり厚い場合などは、元に戻ってしまう可能性が高くなりますから、この場合、埋没法では無理があるのです。

 

二重のラインが消えてしまう可能性があることは、もちろんデメリットではありますが、
修正ができるという点でメリットとしても述べることができるので、非常に難しい部分ではあります。

 

そして、糸の結び目が目立ってしまう点ですが、もちろん目を開けている状態では全くといっていいほどわからないでしょう。

 

自分で自分の顔を見た時は、目を開けているわけですから結び目など、見えることはありませんから、誰かに指摘されて初めて気づくことも多いようです。

 

基本的には、術後特別なケアは必要ないとされています。

 

抗生物質や点眼薬などを処方された場合には、なにか理由がない限りは、瞼板法による副作用や症状を隠すためのものと思っていいでしょう。

 

また、丁寧でしっかりとした手術であれば、約30分ほど時間がかかるものですので、10分で終わりますよ、などと言われた場合には、しっかりと手術内容などを確認することが必要だといえます。

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