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埋没法の抜糸
埋没法の特徴として、手軽に短時間で行える手術だという点のほかに、簡単に抜糸をして、元に戻すこともできるという点があります。
埋没法を行い、やはり二重は似合わない、という理由などで、元に戻すことを希望する方も少なくはないそうです。
貴方が、埋没法を行い、もし元に戻したいと思った時、どのようにして抜糸を行うのか、気になりますよね。
では、抜糸について、お話していきましょう。
埋没法の抜糸は、とても簡単に行うことができます。
皮膚を数ミリ切開し、埋没されている糸の結び目を切り、結び目ごと摘出すれば、それで終わりです。
ですが、手術をして長い時間が経っていて、癒着が進んでいる場合などは、抜糸をしても、癖がついているため、完全には戻らない場合もあります。
また、まぶたの奥深くに結び目がある場合も、結び目が発見できないために、抜糸が行えないこともあります。
埋没法は、とても簡単に二重まぶたにすることができる手術として、さかんに紹介されていますが、あくまでも糸という異物をまぶたに埋め込む手術であることを、忘れてはいけません。
抜糸を望む方の中には、二重のラインが気に入らなかったなどの理由だけではなく、糸が透けて見えてしまっている、糸のある部分にしこりができてしまった、糸によるアレルギーが出てしまった、目やにや痛み、充血などの角膜刺激症状が出た、という方もいるのです。
そして、埋没法で一般的に使われている糸は、ナイロン糸であり、長期間の使用で劣化し、ボロボロになってしまうことがわかっています。
たとえば、埋没法で二重にしたけれど、10年後、まぶたが垂れてきてしまい、おかしくなってしまったので抜糸をしたいと言われても、糸がボロボロになっていて、全ての糸の抜糸ができず、一部糸が残ってしまうこともあるのです。
埋没法は、手軽に行うことのできる手術ではありますが、様々なデメリットももっています。
そのデメリットによって、抜糸を望む方も少なくはない、ということを頭に入れて、埋没法を検討していくべきだといえます。
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